2011年 04月 20日
「ザ・ライト -エクソシストの真実-」 |
2011年/アメリカ
監督/ミカエル・ハフストローム
出演/アンソニー・ホプキンス
コリン・オドノヒュー
予告編を観た時に興味を持ちました。「エクソシスト」「エミリーローズ」等、悪魔払いの話って結構好きなんです。大仰なホラーとしてではなく、実話を基にして作られたというのも、私の中ではポイント高いですね。
アメリカの神学生マイケル(コリン・オドノヒュー)は、司祭になるのを辞退しようとするが、恩師に薦められてローマへ行き、バチカンのエクソシスト養成講座を受ける。彼は”一流のエクソシスト”と呼ばれているルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)と出逢うが・・・というストーリー。
マイケルは”疑う者”。つまり、神も悪魔も、彼にとっては真実味を帯びていないわけです。悪魔に憑かれた者は、彼には精神疾患にしか思えない。大半が実際にはそうらしいですが。ただ、彼は否が応でも悪魔の存在を知ることになる。そして、悪魔の存在を認めるということは、神の存在をも認めることに繋がっていくのです。映画を観終わって気付いたのですが、マイケルのイタリア語読みは「ミカエル」。そう。悪魔たちと戦っている大天使ミカエルの名前なのです。マイケルの母親が大天使ミカエルのカードをくれたのも、ここに由来があるのですね。気付かなかった自分・・・鈍すぎました。そして、そのマイケルが悪魔と戦う神父となるのです。エクソシスト誕生の物語なのですね。
そして、ルーカス神父を演じたアンソニー・ホプキンス。悪魔に憑かれてる演技がうますぎです。でもちょっとレクター博士混じってます。まあ、ある意味レクター博士も「悪魔」ですけどね。
怖い作品ではないですね。ただ、ものすごくエクソシストに興味を持ちました。天使と悪魔の構図にも。日本人にはあまり馴染みのない存在ではありますけどね。日本でいうなら陰陽師とか、キツネつきとか、そういう世界なんでしょうね。
終わり方は結構スッキリしています。私は好きですね。
(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
監督/ミカエル・ハフストローム
出演/アンソニー・ホプキンス
コリン・オドノヒュー
予告編を観た時に興味を持ちました。「エクソシスト」「エミリーローズ」等、悪魔払いの話って結構好きなんです。大仰なホラーとしてではなく、実話を基にして作られたというのも、私の中ではポイント高いですね。
アメリカの神学生マイケル(コリン・オドノヒュー)は、司祭になるのを辞退しようとするが、恩師に薦められてローマへ行き、バチカンのエクソシスト養成講座を受ける。彼は”一流のエクソシスト”と呼ばれているルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)と出逢うが・・・というストーリー。
マイケルは”疑う者”。つまり、神も悪魔も、彼にとっては真実味を帯びていないわけです。悪魔に憑かれた者は、彼には精神疾患にしか思えない。大半が実際にはそうらしいですが。ただ、彼は否が応でも悪魔の存在を知ることになる。そして、悪魔の存在を認めるということは、神の存在をも認めることに繋がっていくのです。映画を観終わって気付いたのですが、マイケルのイタリア語読みは「ミカエル」。そう。悪魔たちと戦っている大天使ミカエルの名前なのです。マイケルの母親が大天使ミカエルのカードをくれたのも、ここに由来があるのですね。気付かなかった自分・・・鈍すぎました。そして、そのマイケルが悪魔と戦う神父となるのです。エクソシスト誕生の物語なのですね。
そして、ルーカス神父を演じたアンソニー・ホプキンス。悪魔に憑かれてる演技がうますぎです。でもちょっとレクター博士混じってます。まあ、ある意味レクター博士も「悪魔」ですけどね。
怖い作品ではないですね。ただ、ものすごくエクソシストに興味を持ちました。天使と悪魔の構図にも。日本人にはあまり馴染みのない存在ではありますけどね。日本でいうなら陰陽師とか、キツネつきとか、そういう世界なんでしょうね。
終わり方は結構スッキリしています。私は好きですね。
(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
by mayumi-68
| 2011-04-20 19:00
| サ行