「或る日曜日の午後」

　1933年／アメリカ
　監督／スティーヴン・ロバーツ
　出演／ゲイリー・クーパー
　　　　　フェイ・レイ
　　　　　フランセス・フラー

　この作品がDVD化される日が来ようとはー！本当に嬉しい。ジュネス企画、ありがとうございます！私が観たかったクーパー作品、ほぼ網羅できたと思います（あとはシャーリー・テンプルちゃんと共演した作品ぐらいかしら？）。

　結婚を望んでいた女性を友人に取られたビフは、仕方なく彼女の友人と結婚する。苦労して歯科医になった彼の元に、かつての恋敵がやってくる。抜歯用の麻酔ガスで彼を殺すことを考えるビフだが・・・というストーリー。

　このビフという男、かなり独り相撲のような気が・・・（笑）。彼が憧れていた女性は、ちーっともビフのこと好きじゃなかったのに、「彼女は俺と結婚するはずだったのに、奴が横取りした」・・・いや、違うから！と突っ込みを入れたくなった。

　ビフの奥さんは可愛らしくてね。彼女が結婚記念日にご馳走を作るのに、ちっとも気付かないビフを後ろからドついてやりたくなったわ（笑）。

　ビフを演じたゲイリー・クーパー。この頃32歳ぐらいかな？いや～本当に美形。そして、老け役も見事。メイクさん凄いわ。

　結局、自分の奥さんの良さを再認識するっていうお話なんだけどね。奥さんの健気さが光るお話でした。

（DVD）