2006年 09月 17日
「ヴェラクルス」 |
1954年/アメリカ
監督/ロバート・アルドリッチ
出演/ゲイリー・クーパー
バート・ランカスター
バート・ランカスター、美味しいところ持っていきやがって!と、ゲイリー・クーパーファンなら思うでしょう(笑)。それほど、ランカスターが強烈な個性を放っている作品です。
南北戦争後のメキシコ。革命派と皇帝派の戦いが起きている中、金目当てで皇族の護衛を手に入れた紳士的な元南軍兵士のベンとならず者で無作法なジョー。まったく正反対の二人だが、道中、次第に友情を育んでいく。しかし、護衛の馬車に黄金が隠されていることがわかり、二人は対立する・・・というお話。
クーパーは英雄的な役どころなのですが、なんといってもランカスターが個性的すぎる!黒く日に焼けた顔に、ニカッと笑うと白く光る歯。それこそ、歯磨き粉のCMに出られるほど印象的な白い歯なのです(笑)。悪い奴だけど、どこか憎めない役どころで、最後の対決だって、勝つのはクーパーなのに、印象に残るのはランカスターなのです。
でも、クーパーには彼のような役は絶対にできないし、やってほしくない。それに、むしろ、わざと自分の存在感を消して、後輩のランカスターに花を持たせたように見えるのです。ファンの欲目ですかね(笑)。
それにしても、二人のガンさばき、カッコイイですね~。皇帝の前でライフル銃の腕を見せ合うシーンとか、観てて惚れ惚れしました。
ちなみにこの作品、メキシコの描き方が悪いとかで、かなりメキシコ側からブーイングがあったとか。そのせいか、「この作品ができたのはメキシコの皆さんのおかげです」なんて、気を使ってるテロップが流れてました・・・。
(DVD)
監督/ロバート・アルドリッチ
出演/ゲイリー・クーパー
バート・ランカスター
バート・ランカスター、美味しいところ持っていきやがって!と、ゲイリー・クーパーファンなら思うでしょう(笑)。それほど、ランカスターが強烈な個性を放っている作品です。
南北戦争後のメキシコ。革命派と皇帝派の戦いが起きている中、金目当てで皇族の護衛を手に入れた紳士的な元南軍兵士のベンとならず者で無作法なジョー。まったく正反対の二人だが、道中、次第に友情を育んでいく。しかし、護衛の馬車に黄金が隠されていることがわかり、二人は対立する・・・というお話。
クーパーは英雄的な役どころなのですが、なんといってもランカスターが個性的すぎる!黒く日に焼けた顔に、ニカッと笑うと白く光る歯。それこそ、歯磨き粉のCMに出られるほど印象的な白い歯なのです(笑)。悪い奴だけど、どこか憎めない役どころで、最後の対決だって、勝つのはクーパーなのに、印象に残るのはランカスターなのです。
でも、クーパーには彼のような役は絶対にできないし、やってほしくない。それに、むしろ、わざと自分の存在感を消して、後輩のランカスターに花を持たせたように見えるのです。ファンの欲目ですかね(笑)。
それにしても、二人のガンさばき、カッコイイですね~。皇帝の前でライフル銃の腕を見せ合うシーンとか、観てて惚れ惚れしました。
ちなみにこの作品、メキシコの描き方が悪いとかで、かなりメキシコ側からブーイングがあったとか。そのせいか、「この作品ができたのはメキシコの皆さんのおかげです」なんて、気を使ってるテロップが流れてました・・・。
(DVD)
by mayumi-68
| 2006-09-17 16:45
| ア行