2007年 01月 19日
「愛されるために、ここにいる」 |
2005年/フランス
監督/ステファヌ・ブリゼ
出演/パトリック・シェネ
アンヌ・コンシニ
フランス版「Shall we ダンス?」ですね。もっとシリアスですけれど。
人生に疲れきった50歳過ぎの男ジャン=クロード。彼は医者から運動を薦められ、タンゴ教室へ行く。そこで、フランソワーズという女性に出会う、というお話。
フランス人男性というと、恋愛至上主義ですぐ「ジュテーム」と言うイメージがあるのですが(激しい誤解?)、この作品のジャン=クロードは無口で不器用。父や息子との関係もうまくいかず、離婚して独り身。そんな彼がフランソワーズと出逢ったことで再び人生に輝きを取り戻していくところがいいですね。
ところで気になったのがフランソワーズの婚約者ですが・・・なんであんなハゲをキャスティング?全然いい男じゃないぞー!っていうか、ハゲが気になってしょうがなかったわ。他にいなかったのかーっ!とかなりガッカリでした。
切なかったのは、ジャン=クロードと施設にいる父の関係。息子のことを愛しているのに、憎まれ口をきいてしまい、去っていく彼の姿を窓からそっと見送る父。そんな父の想いをジャン=クロードは後に知るわけだが、それは遅すぎて、ひどく切なく、哀しかった。
ラストのジャン=クロードとフランソワーズのタンゴ。二人のこれからを感じさせるラスト。明確な答えではないにせよ、希望を感じましたね。
(ユーロスペース)
監督/ステファヌ・ブリゼ
出演/パトリック・シェネ
アンヌ・コンシニ
フランス版「Shall we ダンス?」ですね。もっとシリアスですけれど。
人生に疲れきった50歳過ぎの男ジャン=クロード。彼は医者から運動を薦められ、タンゴ教室へ行く。そこで、フランソワーズという女性に出会う、というお話。
フランス人男性というと、恋愛至上主義ですぐ「ジュテーム」と言うイメージがあるのですが(激しい誤解?)、この作品のジャン=クロードは無口で不器用。父や息子との関係もうまくいかず、離婚して独り身。そんな彼がフランソワーズと出逢ったことで再び人生に輝きを取り戻していくところがいいですね。
ところで気になったのがフランソワーズの婚約者ですが・・・なんであんなハゲをキャスティング?全然いい男じゃないぞー!っていうか、ハゲが気になってしょうがなかったわ。他にいなかったのかーっ!とかなりガッカリでした。
切なかったのは、ジャン=クロードと施設にいる父の関係。息子のことを愛しているのに、憎まれ口をきいてしまい、去っていく彼の姿を窓からそっと見送る父。そんな父の想いをジャン=クロードは後に知るわけだが、それは遅すぎて、ひどく切なく、哀しかった。
ラストのジャン=クロードとフランソワーズのタンゴ。二人のこれからを感じさせるラスト。明確な答えではないにせよ、希望を感じましたね。
(ユーロスペース)
by mayumi-68
| 2007-01-19 19:00
| ア行