「小説家を見つけたら」

　2000年／アメリカ
　監督／ガス・ヴァン・サント
　出演／ショーン・コネリー
　　　　　 ロブ・ブラウン

　ストーリーは文才を持つ16歳の黒人の少年が一人の有名な小説家と出会い、彼から小説のノウハウを教わっていく・・・というもの。

　「小説家を見つけたら」っていう邦題がうまいね。両者に共通する言葉だもんね。「小説家」は少年であり、老人でもある・・・。

　この映画のテーマは「友情」だと思う。年齢、人種を超えた素晴らしい友情。心が穏やかになれる良い作品でした。

　さすがショーン･コネリーは味のある演技を見せてくれるのだけれど、黒人の少年役のロブ･ブラウンが新人とは思えないぐらいうまい！コネリーと堂々と渡り合っていた。

　あと、ラストの方で思いがけない人物がカメオ出演してます。びっくりしました。でも、考えてみると出演も頷けます。ハマリ役だし。まあ、これは観てのお楽しみ（笑）。

（新宿武蔵野館）