2002年 01月 10日
「息子の部屋」 |
2001年/イタリア
監督/ナンニ・モレッティ
出演/ナンニ・モレッティ
2001年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品です。
息子の死によって崩壊しかけた家族の再生が淡々と描かれている。
家族を亡くす、という感覚を私はまだ知らない。祖父母を亡くしたことはあるけれど、親、兄弟の死には直面していない。・・・そんなこと、一生直面したくないと思う。でも、いつかは直面するものだ。だけれど、それが突然やってきたら・・・?
海の事故で息子を亡くした両親の深い悲しみ、絶望。あのときこうしていれば、という限りない後悔。そして、自分達の知らないところで息子が恋をしていた、という驚き。そんな息子のガールフレンドとのふれあいで、家族は少しずつ希望を取り戻していく・・・。
正直言って、ちょっと淡々としすぎている映画かな、とも思う。息子の死を悲しむ家族の姿が延々と描かれていて、気分は重い。特にオチもない。ただ、「ああ、この家族は多分大丈夫だ」と思えるだけだ。
・・・カンヌってこういうテーマに弱いの?「ダンサー・イン・ザ・ダーク」といい・・・。暗いかも・・・。
(試写会 安田生命ホール)
監督/ナンニ・モレッティ
出演/ナンニ・モレッティ
2001年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品です。
息子の死によって崩壊しかけた家族の再生が淡々と描かれている。
家族を亡くす、という感覚を私はまだ知らない。祖父母を亡くしたことはあるけれど、親、兄弟の死には直面していない。・・・そんなこと、一生直面したくないと思う。でも、いつかは直面するものだ。だけれど、それが突然やってきたら・・・?
海の事故で息子を亡くした両親の深い悲しみ、絶望。あのときこうしていれば、という限りない後悔。そして、自分達の知らないところで息子が恋をしていた、という驚き。そんな息子のガールフレンドとのふれあいで、家族は少しずつ希望を取り戻していく・・・。
正直言って、ちょっと淡々としすぎている映画かな、とも思う。息子の死を悲しむ家族の姿が延々と描かれていて、気分は重い。特にオチもない。ただ、「ああ、この家族は多分大丈夫だ」と思えるだけだ。
・・・カンヌってこういうテーマに弱いの?「ダンサー・イン・ザ・ダーク」といい・・・。暗いかも・・・。
(試写会 安田生命ホール)
by mayumi-68
| 2002-01-10 00:50
| マ行