2008年 05月 17日
「静かなる男」 |
1952年/アメリカ
監督/ジョン・フォード
出演/ジョン・ウェイン
モーリン・オハラ
バリー・フィッツジェラルド
故郷のアイルランドに戻ってきたショーンが美しいメアリーに恋をし、彼女の兄の反対に遭いながらも村の皆の協力により結婚。しかし、彼女の兄との対決を余儀なくされる・・・というストーリー。
すごく面白かった!ジョン・フォードが肩の力を抜いて作った喜劇、という感じ。ジョン・ウェインもすごくカッコイイんだよなあ。スーツをビシッと着てバラの花束なんて持ってる彼は初めて観たけど・・・素敵!最近すっかりジョン・ウェインのファンの私・・・。「駅馬車」の彼がカッコよすぎたんだよなあ。で、この作品の彼も相当いいです。煙草を吸う時、マッチをいろんなところで擦るんだけど、この仕草のひとつひとつがカッコイイのよ。あと、持参金にこだわるメアリーに新婚初日だっていうのに締め出されちゃって、寝室のドアを蹴破るシーン。ゾクゾクするほどの迫力です。
あと、ワイシャツ一枚の彼に雨が降り注ぐシーンがあるんだけれど、生地が濡れて素肌が透けるの。そこがセクシーなんだよね。そのセクシーさを真っ先に評価していたのがあの映画評論家淀川さんですが・・・さすが・・・。
メアリー役のモーリン・オハラも美しい。「我が谷は緑なりき」では清純な娘でしたが、ここでは積極的で勝気な役どころ。それもまた似合ってました。
本当の悪人なんて一人も出てこなくて、牧歌的でとても楽しい素敵な作品でした。これはフェイバリットですね。
(DVD)
監督/ジョン・フォード
出演/ジョン・ウェイン
モーリン・オハラ
バリー・フィッツジェラルド
故郷のアイルランドに戻ってきたショーンが美しいメアリーに恋をし、彼女の兄の反対に遭いながらも村の皆の協力により結婚。しかし、彼女の兄との対決を余儀なくされる・・・というストーリー。
すごく面白かった!ジョン・フォードが肩の力を抜いて作った喜劇、という感じ。ジョン・ウェインもすごくカッコイイんだよなあ。スーツをビシッと着てバラの花束なんて持ってる彼は初めて観たけど・・・素敵!最近すっかりジョン・ウェインのファンの私・・・。「駅馬車」の彼がカッコよすぎたんだよなあ。で、この作品の彼も相当いいです。煙草を吸う時、マッチをいろんなところで擦るんだけど、この仕草のひとつひとつがカッコイイのよ。あと、持参金にこだわるメアリーに新婚初日だっていうのに締め出されちゃって、寝室のドアを蹴破るシーン。ゾクゾクするほどの迫力です。
あと、ワイシャツ一枚の彼に雨が降り注ぐシーンがあるんだけれど、生地が濡れて素肌が透けるの。そこがセクシーなんだよね。そのセクシーさを真っ先に評価していたのがあの映画評論家淀川さんですが・・・さすが・・・。
メアリー役のモーリン・オハラも美しい。「我が谷は緑なりき」では清純な娘でしたが、ここでは積極的で勝気な役どころ。それもまた似合ってました。
本当の悪人なんて一人も出てこなくて、牧歌的でとても楽しい素敵な作品でした。これはフェイバリットですね。
(DVD)

by mayumi-68
| 2008-05-17 16:30
| サ行
|
Comments(4)

はじめまして、mayumiさん。kikiさんちではしょっちゅうお名前をお見かけしていて、そちらからmayumiさんのブログにもよくお邪魔しているのですが、今回はじめてコメントさせて頂きます。私は不精者でブログを持っておりませんが、よろしくお願いします。
むかーし、この映画をビデオで見た気がするのですが、ボクシングのシーンとか出てきませんか?ひょっとして全然違う映画かしら。でもすごく好きだった覚えがあるんです。ジョン・ウェインはその頃素敵だなあと思っていてこの他に数作品見たと思うんですが、一番記憶に残っているのは、この映画です。(のわりによく覚えてないのがお恥ずかしいところです。)
mayumiさんは古い映画を大変な数見てらっしゃいますよね、今の映画より古い映画の方がお好きなんですか?今のもものすごくたくさん見てらっしゃるとは思うのですが。
むかーし、この映画をビデオで見た気がするのですが、ボクシングのシーンとか出てきませんか?ひょっとして全然違う映画かしら。でもすごく好きだった覚えがあるんです。ジョン・ウェインはその頃素敵だなあと思っていてこの他に数作品見たと思うんですが、一番記憶に残っているのは、この映画です。(のわりによく覚えてないのがお恥ずかしいところです。)
mayumiさんは古い映画を大変な数見てらっしゃいますよね、今の映画より古い映画の方がお好きなんですか?今のもものすごくたくさん見てらっしゃるとは思うのですが。
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>Sophieさん
初めまして!コメントありがとうございます。kikiさんちからいらしたのですね。どうぞ、こちらこそ宜しくお願い致します。
この作品、確かにボクシングのシーン、ありますよ!ジョン・ウェイン演じる主人公が元ボクサーで、試合中の事故で相手が死んでしまい、それ以来ケンカをしないって決めてる設定なんです。この頃のジョン・ウェイン、本当にカッコイイですよね~。彼は不器用だけれど真っ直ぐな生き方をする男の役が似合っているような気がします。
古い映画、大好きなんですよ~。確かに今の映画より好きですね。昔の・・・それこそ、1930~50年代の映画って、本当に質が高かったと思うのです。監督も数多くの名匠がいましたしね。ある意味、この黄金期にいい作品を作り出しすぎたがために、後の監督は撮るものがなくて困った、とまで言われてるぐらいですからね。
初めまして!コメントありがとうございます。kikiさんちからいらしたのですね。どうぞ、こちらこそ宜しくお願い致します。
この作品、確かにボクシングのシーン、ありますよ!ジョン・ウェイン演じる主人公が元ボクサーで、試合中の事故で相手が死んでしまい、それ以来ケンカをしないって決めてる設定なんです。この頃のジョン・ウェイン、本当にカッコイイですよね~。彼は不器用だけれど真っ直ぐな生き方をする男の役が似合っているような気がします。
古い映画、大好きなんですよ~。確かに今の映画より好きですね。昔の・・・それこそ、1930~50年代の映画って、本当に質が高かったと思うのです。監督も数多くの名匠がいましたしね。ある意味、この黄金期にいい作品を作り出しすぎたがために、後の監督は撮るものがなくて困った、とまで言われてるぐらいですからね。

なるほどねえ、名作って昔も今も色あせないし、あのころの質は相当高かったんですね。レンタルでも昔の映画よりつい今の映画に手が出てしまうけど、なんだかレビューを読んでると昔の映画がみたくなりましたよ。
>sophieさん
そうなんですよね。50年以上経った今も「名作」として残っている作品は、やはり、クオリティが高いからなんですよね。何より、あの頃の監督たちは皆プロフェッショナルだし、映画会社も絶対的な力を持っていたから。俳優達も「スター」という名にふさわしい人が沢山いましたからね。
あとやっぱり、実写の重みというのはありますね。今はCGでほとんど処理してしまうから・・・すごいアクションがあっても「どうせCGでしょ」って思ってしまう自分がちょっと悲しい・・・。
そうなんですよね。50年以上経った今も「名作」として残っている作品は、やはり、クオリティが高いからなんですよね。何より、あの頃の監督たちは皆プロフェッショナルだし、映画会社も絶対的な力を持っていたから。俳優達も「スター」という名にふさわしい人が沢山いましたからね。
あとやっぱり、実写の重みというのはありますね。今はCGでほとんど処理してしまうから・・・すごいアクションがあっても「どうせCGでしょ」って思ってしまう自分がちょっと悲しい・・・。