2008年 08月 26日
「戦艦ポチョムキン」 |
1925年/ソ連
監督/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
出演/アレクサンドル・アントノーフ
グレゴリー・アレクサンドロフ
1925年のソ連作品。1958年のブリュッセル万国博で「映画史上のベスト1」に選ばれています。「アンタッチャブル」のあの有名な階段を乳母車が落ちていくシーンは、この作品の「オデッサの階段での虐殺」をヒントにしているのですね。「アンタッチャブル」ではあのシーンはカッコイイ場面ですが、この「戦艦ポチョムキン」では悲惨極まりないです。女子供関係なく虐殺ですから。子供が踏みつけにされるシーンは凄まじいです。アメリカ映画ではありえない。ソ連映画ならでは。
帝政ロシア末期。戦艦ポチョムキンでは、上官たちの弾圧に水兵たちの不満が爆発、反乱が起きる。立ち寄った港町で水兵たちの信念に共感した市民達は彼らに協力。革命が起こるが、軍隊が町を襲う・・・というストーリー。
1925年に、この内容の映画を作るというのもスゴイけれど、サイレント映画なのに、オデッサの階段での虐殺は人々の悲鳴が聞こえてきそうです。阿鼻叫喚とはまさにこのこと。これが80年以上前の作品とは、驚きですね。
傑作と言われるのも納得でした。
(DVD)
監督/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
出演/アレクサンドル・アントノーフ
グレゴリー・アレクサンドロフ
1925年のソ連作品。1958年のブリュッセル万国博で「映画史上のベスト1」に選ばれています。「アンタッチャブル」のあの有名な階段を乳母車が落ちていくシーンは、この作品の「オデッサの階段での虐殺」をヒントにしているのですね。「アンタッチャブル」ではあのシーンはカッコイイ場面ですが、この「戦艦ポチョムキン」では悲惨極まりないです。女子供関係なく虐殺ですから。子供が踏みつけにされるシーンは凄まじいです。アメリカ映画ではありえない。ソ連映画ならでは。
帝政ロシア末期。戦艦ポチョムキンでは、上官たちの弾圧に水兵たちの不満が爆発、反乱が起きる。立ち寄った港町で水兵たちの信念に共感した市民達は彼らに協力。革命が起こるが、軍隊が町を襲う・・・というストーリー。
1925年に、この内容の映画を作るというのもスゴイけれど、サイレント映画なのに、オデッサの階段での虐殺は人々の悲鳴が聞こえてきそうです。阿鼻叫喚とはまさにこのこと。これが80年以上前の作品とは、驚きですね。
傑作と言われるのも納得でした。
(DVD)

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by mayumi-68
| 2008-08-26 13:30
| サ行
|
Comments(4)

中学2年生の時、僕は生徒会役員でした。
生徒会顧問の先生に勧められて、地元の上映会に行きました。
階段の場面が印象的でした。
赤ちゃんが乗った揺り籠が階段から落ちて行く。
母親が半狂乱になる。
それを心配しながら見ている男(メガネをかけている)。
揺り籠が転倒する。
心配していた男が目を撃たれる!
未だにトラウマです・・・・・。
生徒会顧問の先生に勧められて、地元の上映会に行きました。
階段の場面が印象的でした。
赤ちゃんが乗った揺り籠が階段から落ちて行く。
母親が半狂乱になる。
それを心配しながら見ている男(メガネをかけている)。
揺り籠が転倒する。
心配していた男が目を撃たれる!
未だにトラウマです・・・・・。
>間諜X72さん
あはは。トラウマですか。
私は先に「アンタッチャブル」を観ていたので、このシーンか~と感慨深かったのですが。確かに中学2年生には衝撃的なシーンですよね。生徒会顧問先生は映画好きだったんでしょうね。普通薦めませんよねえ・・・(笑)。
あはは。トラウマですか。
私は先に「アンタッチャブル」を観ていたので、このシーンか~と感慨深かったのですが。確かに中学2年生には衝撃的なシーンですよね。生徒会顧問先生は映画好きだったんでしょうね。普通薦めませんよねえ・・・(笑)。

揺り籠ではなく、ベビーカーでしたね。そして他のブログの管理人さんのお話では転倒しなかったようです・・・(苦笑)。何せ大昔に見たので記憶が曖昧なんですよ。
生徒会顧問の先生は画期的・行動的でした。中学校の体育館で「八甲田山」を上映してくれました。
生徒会顧問の先生は画期的・行動的でした。中学校の体育館で「八甲田山」を上映してくれました。
>間諜X72さん
あら。ベビーカー転倒しませんでしたっけ。虐殺シーンが凄まじくて、そこまで細かいシーンを覚えてません・・・。
そして、「八甲田山」ですか!ちょっと衝撃的すぎませんか。
完璧に先生の趣味ですね・・・。
あら。ベビーカー転倒しませんでしたっけ。虐殺シーンが凄まじくて、そこまで細かいシーンを覚えてません・・・。
そして、「八甲田山」ですか!ちょっと衝撃的すぎませんか。
完璧に先生の趣味ですね・・・。